今月のコーヒー![]()
1月はイエメンコーヒーの「アラビアンクラシック」をご案内致します。
丸みを帯びた小粒な豆で、スパイシーな香りにほのかな甘味と深みのある柔らかなコクのモカコーヒー。
イエメンは中東アラブ諸国のひとつで、アラビア半島の南西の角に位置し、北はサウジアラビア、東はオマーンに隣接した共和国です。
イエメンのコーヒー豆は「モカコーヒー」と呼ばれ、日本ではあの「コーヒールンバ」で有名になった「モカ
マタリ」の生産国です。また、特に等級規格がなく、輸出銘柄の大部分は生産地の名称に由来しています。
この「アラビアンクラシック」は、北イエメンのバニーマタル、ハラズ、ハイミの高地(標高1450〜2200m)にて栽培されているコーヒー豆を集め、丁寧に仕上げられた逸品です。これらの地域で栽培されているコーヒーは、イスマイル、マタリ、アデニの先祖伝来の在来種で、まさに真の「モカコーヒー」と言えます。
【名前の由来】
「モカ」とはイエメンの南西岸、紅海に面する小さな港町の名前です。昔、アラビアで産出されたコーヒーはこの港から船積みされたので、港の名に因んで「モカコーヒー」と呼ばれました。港は1800年代の中頃から、やや沖合いに潮流が運んできた土砂が堆積してできた砂地のため閉鎖され、その後コーヒーは西岸のホデイダや南岸のアデンから輸出されています。輸出港は変わりましたが、モカコーヒーの名前は今日でもそのまま使用されています。
エチオピア産コーヒーもモカの名で取引されます。理由は「イエメン産モカコーヒーの木は、元はエチオピアから移植されたものだから」とか、「産地がイエメンに近いし、品質が似ているから」、「以前エチオピア産コーヒーはモカ港経由でヨーロッパに輸出されたから」などさまざまで、はっきりしたことは分かりません。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
| 急斜面に作られたコーヒー畑 | コーヒーの収穫風景 | イエメンのコーヒータイム |
焙煎度合 : 中焙煎(強めのシティーロースト)
(焙煎目減り 16.9%)
![]() |
![]() |
| 生 豆 | 焙 煎 豆 |
抽出方法 : ペーパードリップ方式
・柔らかなくちあたりのなかにほのかな甘味を感じさせる深いコクと、その奥に秘められた優しいモカの味わいを楽しむ
アラビアンクラシック15gをやや粗挽きにして、約89℃のお湯で130cc抽出する。